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SBT認定を取得
岡部工業では、中小企業向けSBT(Science Based Targets)認定の温室効果ガス排出量を、2018年度比で2030年度までに総排出量の50%を削減する目標を設定し、2023年12月にSBTの認定を取得しました。
環境省の「脱炭素経営」の総合情報プラットフォーム「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム」内の、排出量削減目標の設定、「概要資料」「詳細資料」どちらにも当社名が掲載されております。
>>グリーン・バリューチェーンプラットフォーム 排出量削減目標の設定
岡部工業のSBT
岡部工業はSBTにおいて、下記の通りに目標設定をしております。
【2018年比】
・2030年までのGHG(Greenhouse Gas:温室効果ガス)の排出量(Scope1.2)50%の削減
従来から岡部工業では、GHG測定を継続的に行っておりました。その結果、岡部工業のGHG排出量の多くは、電力使用によるもので約90%を占めており、次いでLPガス、軽油、ガソリンが要因となっていました。
岡部工業の目標達成に向けた取り組み
2030年には、2018年比の50%の削減を実行しなければいけません。そこで岡部工業の目標達成に向けた取り組みとして、GHG削減に関する方向性について下記の通りに検討をしています。
① 電力について
電力については、下記の通りに対策をいたします。
コンプレッサーの運用見直しによる省エネ
コンプレッサーの設定圧力を下げて使用し、電力使用量を削減する省エネ策を検討します。
再生可能エネルギーの導入による削減
自家消費を基本とした再生可能エネルギーの導入により、購入電力を押さえ温室効果ガスの削減を目指します。
低排出係数の電力購入先の検討
電力の購入先を価格だけでなく、二酸化炭素の排出係数が低い所から購入することで削減に繋がる可能性があるため、電力購入先の検討も進めてまいります。
生産プロセスの見直し
生産プロセスの見直しや工程内不良の極小化により、生産効率の向上を行うことで、使用電力量の削減を目指します。
② 自動車の燃料について
ガソリンや軽油を使用している車両をハイブリッド化や電動車(EV)に変更することで、燃料の削減が期待できます。さらに、輸送方法の見直しも大きな削減効果を生む可能性があります。
③ 工場集約
国内および海外の拠点において、工場の再編と集約を実施することで、エネルギーの効率化や在庫過剰の抑制を目指します。エネルギーのほかにも、材料、資材・副資材など在庫過多の抑制を目指します。
④ LPガスの使用について
現在、国内拠点では空調機のエネルギー源としてLPガスを使用していますが、工場の集約に伴い、GHPからEHPへの切り替えを行うことで、空調機の稼働のエネルギー源となるLPガスの使用を大幅に削減することが可能です。